財産の相続は債務についても遺言に書いておこう!

遺言では財産として相続させるものを、自分の意思によって書き留めておくことが出来るものです。
この遺言があることで、亡くなった人がどんな気持ちで相続を決めたかを伝えることも出来ます。
遺言は土地や建物、現金や預貯金などについて書き留めておくものだと思っている人も多いですが、債務についても書き留めておくことが出来ますよ。

・遺言では債務についても明確に出来る!?
財産を相続させる場合、土地や建物、現金や債務に関して書き留めておくことが出来ます。
遺言の内容は自由に書くことができるのですが、プラスの財産とマイナスの財産の分割を明確にしておいたほうがいいと思います。
債務について詳しく書かれていない場合は、分割協議によって子供に債務を相続させることになってしまい、相続した金額が多い少ないにかかわらず、プラスの財産から相続税と債務を支払っていかなくてはならなくなってしまうので注意しましょう。

・財産となる土地や現金などがなくても債務がある場合は遺言を!
財産を相続させることを考えたとき、中には相続させる土地や建物、現金や預貯金などがないことで遺言を書かなくてもいいだろうと思う人もいます。
しかし、これらの財産がないとしても、債務がある場合は遺言を書いておくべきだと思います。
債務は家族であっても誰もが払いたくないものなので、分割協議を行ってもトラブルになりやすいと言われています。
子供が2人いたとするのであれば、債務を半分ずつ相続させるなどと明記しておいたほうがいいでしょう。

このように遺言を書いておいたほうがいい人は、土地や現金、預貯金などを持っているだけではありません。
これらに財産がなく債務がある場合も、遺言を書いておいたほうがいいでしょう。
トラブルが起きないようにするためには、子供に債務を同じだけ相続させ、債務を支払っていってもらうことを遺言に書き留めておきましょう。
同等の債務額であれば、相続人同士のトラブルが起きにくくなると考えられます。